KABU&でんきのメリット・デメリット全解説!評判に潜む注意点とは | カブアンド
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ZOZO TOWN創業者の前澤友作さんが発表し注目を集めるKABU&でんきのメリット・デメリットを全解説します! 初心者が見落としがちな注意点もあります。 KABU&でんきのメリット 前澤友作氏が経営している安心感 KABU&でんきはZOZO TOWN創業者の前澤友作氏が経営するカブ&ピース社が提供しているサービスです。同社は前澤友作氏が代表を務めるだけでなく、同氏やその関連会社が株主に名を連ねているので、その点で安心感があると思います。 「未公開株」がもらえる目新しさ 未公開株という言葉を初めて聞く方も少なくないと思います。未公開株とは、株式市場に上場していない企業の株式のことです。例えば地元の小さなスーパーが株式会社だった場合、そのスーパーの会社の株式も「未公開株」となります。 ポイントがもらえるサービスは世の中にありふれていますが、未公開株がもらえるサービスは珍しいです。未公開株がもらえるとその会社の「株主」になります。 未公開株が値上がりして儲かる可能性も 未公開株は株式会社に上場している公開株と同じく、株価が上下します。KABU&でんきを利用して付与された未公開株が値上がりすることで将来的に「儲かる」可能性があります。ポイントの付与では決まったレート以上の価値になることは基本的に無いですが、未公開株は付与された金額分以上の価値になる可能性があります。 KABU&でんきのデメリット 未公開株は値下がりリスクもある 付与された未公開株は値上がりすることもあれば、逆に値下がりしてしまうリスクもあります。値下がりした場合、ポイントでもらった方がお得だったということにもなりかねません。 最悪の場合、価値がゼロになることもありますが、価値がゼロになるだけなのでそれ以上の損失が発生しない点は安心できると思います。 電気代は要チェック 高く設定される可能性も? 最も注意すべき点は、毎月支払う電気代です。 いくら値上がりするかもしれない未公開株がもらえるからといって、割高な電気代を支払ってしまうと損をするリスクが高まります。新規参入の新電力会社の中には、東京電力や関西電力といった大手電力会社より10%あるいは20%も高い電気代を設定しているところもあります。基本料金や電力量料金単価といった「本体部分」で割安に見えても、毎月変動する燃料費調整単価の部分でこっそり割高に設定している新電力会社もあるので注意が必要です。 また、オール電化住宅にお住まいの場合はオール電化プランからそうでないプランに切り替えるだけで、毎月の電気代が数千円アップしてしまうこともあります。KABU&でんきの料金メニューは現時点で公表されていませんが、オール電化住宅にお住まいの方は特に注意が必要です。 結論 結論としては、KABU&でんきの電気代が東京電力や関西電力といった大手電力会社と同額程度であれば、未公開株の値上がり期待でKABU&でんきを利用してみる価値はありますが、電気代が割高の場合はおすすめできません。 料金メニューの詳細が発表され次第、詳しく解説します。