大阪ガスのファミリー応援プランの注意すべきデメリットとは。関電と比較したメリットも

大阪ガスファミリープランのメリット

大ガス従来プランより電気代が安い

ファミリー応援プランは、大阪ガスの従来の電気プラン(ベースプランA、ベースプランA-G)と比較して、電気の使用量が一定以上ある場合に電気代が安いです。

月の電力使用量が280kWh以上あると、従来プランより安く使うことができる料金体系です(少ない場合は従来プランの方が安い)

電気の使用量は月によって大きく変動するため判断が難しい部分がありますが、戸建て住宅の2人以上世帯か、3人以上のマンション・アパート暮らし世帯ではファミリー応援プランが安くなるでしょう。

月400kWhの電気を使った場合、ベースプランA-Gよりも150円/月以上安いです。

電気だけで契約できる

ファミリー応援プランは電気だけでも契約できます。大阪ガスのガスを契約している必要は無く、大阪ガスの都市ガスエリア外にお住まいの方や、プロパンガスをお使いの住宅でも利用できます。

3000円分のスマイLINKボーナスがもらえる

大阪ガスが運営しているECサイト「スマイLINK」で使える3000円分のクーポンがもらえます(諸条件は公式サイトで確認) お米やパンなど、色々なグルメが充実しているので、何かしら欲しい物が見つかると思います。

従来プランには無い特典です。

大阪ガスファミリープランのデメリット

関西電力従量電灯Aより高い(燃料費調整上限無し)

燃料価格の変動を電気代に転嫁する「燃料費調整額」という料金項目があります。大阪ガスはファミリー応援応援プランを含め、関西電力と同じ計算式で燃料費調整額を計算しています。

ですが関西電力の「従量電灯A」の燃料費調整額には上限が設定されているのに対し、大阪ガスや関西電力の「なっトクでんき」にはその上限がありません。大阪ガスも以前は燃料費調整に上限を設定していたのですが、2022年に上限を廃止しました。

その影響で現在、大阪ガスの電気はファミリー応援プランも他のプランも含め、関西電力の従量電灯Aよりも電気代が高くなってしまっています。

結論:2人以上世帯で大ガスと契約するならおすすめ

2人世帯では従来プランとトントンくらい、3人以上世帯なら従来プランより電気代がお得。更に3000円分のクーポンが付いて来るので、大阪ガスの電気を契約するのであれば2人以上世帯にはファミリー応援プランがおすすめです。