eo電気が値上げ。利用者が取るべき対処方法まとめ

eo電気が2023年9月から電気代を値上げします。値上げの影響と、利用者が取るべき対応をまとめました。

eo電気電気代値上げの概要

2023年9月1日以降の使用分から値上げされます。

eo電気の発表によると、スタンダードプランでは平均的な一般家庭（月300kWh使用）で月281円、年間で3372円の値上がりとなります。

また、シンプルプランで月700kWh以上使う場合は従来より1059円、年間で12708円の値上がりとなります。

昨今、円安や資源価格高騰などの影響により、eo電気が調達している電気の調達コストが増大しています。これまでの料金水準ではサービス継続が難しいため、値上げに踏み切ることとなりました。

eo電気の値上げにあたって、eo電気を契約している人は何をするべきか解説します。

eo電気はもともと、他の新電力と比較してもそれほど割安な料金水準では無かった上、今回の値上げにより一層割高になります。他社への切り替えがおすすめです。

例えば月300kWhを使う平均的な一般家庭で、eo電気スタンダードプラン（値上げ後）から大阪ガスの「ファミリープラン」に切り替えると年2400円、電気代が安くなります。大阪ガスのファミリー応援プランは電気だけでも契約できるプランです。

大阪ガスに切り替える場合、2人以上世帯なら「ファミリー応援プラン」を、1人暮らしなら「ベースプランA」をおすすめします。いずれも電気だけで契約できるプランです。解約違約金や初期費用もありません。

大阪ガスにはガスのセットプラン（ベースプランA-G）もありますが、月280kWh以上使う場合はファミリー応援プランの方が安いですし、ガスも別の会社に切り替えた方がより安くなります。

eo電気を解約するには、次に切り替える電力会社に申込みをするだけで完了します。次に利用する電力会社から、eo電気に解約手続きが飛ぶのでeo電気に手続きする必要はありません。

切り替えにあたっては供給地点特定番号と呼ばれる22桁の数字と、eo電気のお客様番号が必要です。eo電気のマイページで確認できます。

ガス会社（都市ガス）を大阪ガスから切り替えると、ガス代が安くなります。

大阪ガスのエリアでは、エルピオ都市ガスが安いです。大阪ガスの「一般料金」と比較して、月31立方メートルを使う平均的な一般家庭で年間約3500円安いです。解約違約金や初期費用もありません。