メリット無し。東北電力フロンティアNetflixプランのデメリット

東北電力子会社の東北電力フロンティアのNetflixプランはデメリットが大きな料金プランです。そう断言できる理由をわかりやすく解説します。

東北電力フロンティア With Netflixとは

Netflixベーシックが付帯している電気料金プラン

東北電力フロンティアのシンプルでんきWith Netflixは、電気の供給とNetflixのベーシックプランがセットになった料金プランです。

東北電力フロンティアに電気代を支払うことで、別途会費負担無しにネットフリックスのベーシックプランを利用することが出来ます。ネットフリックスの会費が含まれている分、電気代は割高に設定されています。

ネットフリックスのベーシックプランでは同時再生が1台まで、SD画質(480p)での再生が可能です。テレビなど大画面で見る場合は上位のスタンダードプラン(FHD画質での再生が可能)にアップグレードすることをおすすめします。

解約違約金は無し

契約期間に関係なく解約違約金などはありません。

ただし、申込みをしてから供給に至らなかった場合は契約事務手数料が請求される場合があります。

支払いはクレジットカードのみ

料金の支払いはクレジットカードに限定されており、口座振替やコンビニ払いは出来ません。

東北電力フロンティア With Netflixのデメリット

デメリットを指摘します。

東北電力よりもトータルで見て割高

公式サイト上ではあたかも東北電力の従量電灯Bとネットフリックスをそれぞれ契約する場合よりも、東北電力フロンティアの方がトータルでは割安であるかのような掲載がされていますが、事実と異なる部分があると言えます。

東北電力フロンティアのシンプルでんきには、燃料費調整額と再エネ賦課金の加算がありません。公式サイトに掲載された試算には、再エネ賦課金が含まれている一方、燃料費調整額が含まれていません。

公式サイトの掲載内容(2021年12月11日確認)

2021年の年間の平均で見た場合、燃料費調整額と再エネ賦課金は以下のとおりです。

燃料費調整額(東北電力21年平均)再エネ賦課金(21年平均)
-1.63円/kWh3.23円/kWh

燃料費調整額はマイナス、つまり電気代が割引になる方向に作用しています。一方、再エネ賦課金はプラスです。

東北電力フロンティアの試算は、東北電力フロンティアにかなり有利な、現実とはかけ離れた条件をもとに算出されたものであると言えます。実際の数値で比較します(2人暮らしの平均使用量)

ケース電気代削減(年)ネトフリ会費(年)差し引き
東北電力
従量電灯B
30A・月348kWh(2人暮らし)
0円+11880円+11880円
東北電力フロンティア
Mプラン With Netflix
30A・月348kWh(2人暮らし)
+19840円
東北電力より高い
0円+19840円

電気代の部分(再エネ賦課金・燃料費調整額の差額込み)でかなり割高であるため、ネトフリの会費がインクルードされていることを考慮しても、東北電力の従量電灯Bの方がトータルで見ても割安です。

メリットもあるにはある

燃料価格高騰が続けばお得

東北電力フロンティアには燃料費調整額が無いので、燃料費調整額が高くなればその分、東北電力や他の新電力よりも相対的に見てお得になります。

2021年後半から燃料価格が上昇しており、2022年上半期中はそれが続くとの見通し(東京ガス内田社長会見など)もあります。