Pontaでんきのメリット・デメリット | auでんきとの違いは?

KDDIが提供しているPontaでんき。このメリット・デメリットを、auでんきとも比較しながら解説します。

Pontaでんきとは

毎月200or300ポイントがもらえる 電気代は大手電力と同じ

Pontaでんきの電気代は大手電力の標準的なプラン(従量電灯A/B/)と同じで、毎月200ポイントor300ポイントのPontaポイントがもらえるという料金プランです。

Pontaでんきのau IDと、Ponta会員IDを連携している場合と、au IDをPontaでんきのIDとして登録した場合は月300ポイント、それ以外の場合は月200ポイントが付与されます。

Pontaでんきのメリット

年間2400円or3600円分、実質安くなる

電気代は大手電力と同じでポイント還元分安くなるので、年間2400円or3600円分安くなるのが最大のメリットと言えます。

他の新電力の料金プランでは、使用量によって大手電力と比較した料金削減幅が変わるため、Pontaでんきはその点、大手電力と比較がしやすい点もメリットです。

また、他の新電力では使用量によっては大手電力より高くなってしまうこともありますが、Pontaでんきではその心配も無く、一律で年間2400円or3600円安くなるので安心感があります。

一人暮らしなら「安い」

一人暮らしの平均的な使用量でシミュレーションをした場合、大手電力と比べて年間で2400円以上安くなる新電力はほとんどありません。Pontaでんきは、一人暮らしの平均的な使用量では「最安水準」の料金プランと言えます。一人暮らしの人におすすめです。auでんきと比較しても、Pontaでんきの方が明らかに安いです。

Pontaでんきのデメリット

2人以上世帯だと他の新電力と比べて安くない

一人暮らしの平均的な使用量ではかなり安いPontaでんきですが、2人以上の世帯の平均的な使用量ではそれほど安くありません。地域にもよりますが、2人世帯の平均的な使用量では大手電力と比べて年間9000円以上安くなる新電力がある地域も多いです。「3600円しか安くならない」Pontaでんきは、そうした最安水準の新電力と比べて大幅に高いと言えます。

2人以上世帯だとauでんきより高くなる

一人暮らし世帯の平均的な使用量で試算すると、auでんきよりもPontaでんきの方が安いです。同じKDDIのサービスですが、一人暮らしの人は明らかにPontaでんきを契約した方が良いです。

参考までに、auでんきの世帯人数別平均使用量での料金シミュレーションを紹介します(大手電力と比較した年間料金削減額・率)

お得率と年間節約額1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
北海道電力エリア
でんきMプラン
-2.8%
-1679円
-4.6%
-6067円
-4.6%
-7055円
-4.6%
-8098円
東北電力エリア
でんきMプラン
-1.0%
-487円
-4.6%
-5061円
-4.6%
-5933円
-4.6%
-6853円
東京電力エリア
でんきMプラン
-0.9%
-485円
-4.6%
-5204円
-4.6%
-6082円
-4.6%
-7010円
中部電力エリア
でんきMプラン
-1.0%
-497円
-4.6%
-5134円
-4.6%
-5962円
-4.6%
-6837円
北陸電力エリア
でんきMプラン
-1.0%
-425円
-2.8%
-2626円
-4.6%
-5036円
-4.6%
-5762円
関西電力エリア
でんきMプラン
-1.0%
-428円
-4.6%
-4662円
-4.6%
-5340円
-4.6%
-6066円
中国電力エリア
でんきMプラン
-1.0%
-448円
-4.6%
-4884円
-4.6%
-5582円
-4.6%
-6329円
四国電力エリア
でんきMプラン
-1.0%
-452円
-4.6%
-4920円
-4.6%
-5640円
-4.6%
-6411円
九州電力エリア
でんきMプラン
-1.0%
-443円
-4.6%
-4625円
-4.6%
-5408円
-4.6%
-6235円

Pontaでんきは-2400円もしくは-3600円なので、一人暮らしはauでんきより大幅に安い一方、2人以上世帯ではauでんきの方が安いです。

オール電化には対応していない

Pontaでんきはオール電化プランを提供していません。オール電化住宅で契約してしまうと、大手電力のオール電化プランと比較して料金が大幅に高くなってしまうことが多いので、絶対にやめた方がいいです。

ちなみにauでんきにもオール電化プランはありません。

関連記事:オール電化の電気代が安い電力会社のランキング

auでんきとの違いをまとめると・・

Pontaでんきauでんき
電気代大手電力と同じ大手電力と同じ
ポイント還元月200 or 300ポイント
Pontaポイント還元
電気代の額に応じて
月5000円未満 1%
5~8千円未満 3%
8千円以上   5%
Pontaポイント還元
専用アプリ「でんきアプリ」「でんきアプリ」
支払い方法口座振替
クレジットカード
口座振替
クレジットカード
サービス提供KDDIKDDI
初期費用無し無し
解約違約金無し無し

Pontaでんきとauでんきの大きな違いは、ポイント還元の部分です。前述のとおり、一人暮らしならPontaでんき、2人以上の世帯ならauでんきがおトクです。