Pontaでんきのメリット・デメリット | auでんきとの違いは?

KDDI系が提供しているPontaでんき。このメリット・デメリットを、auでんきとも比較しながら解説します。

Pontaでんきとは

毎月150ポイントがもらえる 電気代は大手電力と同じ

Pontaでんきの電気代は大手電力の標準的なプラン(従量電灯A/B/C)と同じ(中部、関西、九州では割高になるので注意)で、毎月150ポイントのPontaポイントがもらえるという料金体系です。年間で約1800円分、大手電力会社の標準メニューよりお得になるという料金設定です。

Pontaでんきのメリット

年間1800円分、実質安くなる

電気代は大手電力と同じ(中部、関西、九州では割高になるので注意)でポイント還元分安くなるので、年間1800円分安くなるのが最大のメリットと言えます。

他の新電力の料金プランでは、使用量によって大手電力と比較した料金削減幅が変わるため、Pontaでんきはその点、大手電力と比較がしやすい点もメリットです。

一人暮らしなら「安い」 最安水準

一人暮らしの平均的な使用量でシミュレーションをした場合、大手電力と比べて年間で1800円以上安くなる新電力はほとんどありません。Pontaでんきは、一人暮らしの平均的な使用量では「最安水準」の料金プランと言えます。一人暮らしの人におすすめです。auでんきと比較しても、Pontaでんきの方が明らかに安いです。

Pontaでんきのデメリット

2人以上世帯だと他の新電力と比べて安くない

一人暮らしの平均的な使用量ではかなり安いPontaでんきですが、2人以上の世帯の平均的な使用量ではそれほど安くありません。地域にもよりますが、2人世帯の平均的な使用量では大手電力と比べて年間9000円以上安くなる新電力がある地域も多いです。「1800円しか安くならない」Pontaでんきは、そうした最安水準の新電力と比べて大幅に高いと言えます。

中部・関西・九州の3エリアでは大手電力の方が安い場合も

中部電力、関西電力、九州電力の3エリアでは、Pontaでんきよりも大手電力会社の標準メニュー「従量電灯」の方が安くなるケースがあります。つまり、Pontaでんきが割高ということです。

これら3つの地域でも、他の地域と同様に電気代の単価は大手電力の従量電灯と同じに設定されているのですが、毎月変動する「燃料費調整額」の部分で大手電力従量電灯とPontaでんきには違いがあり、燃料費調整額の部分でPontaでんきが割高になっています。これら3地域でPontaでんきを利用することはおすすめできません。

オール電化には対応していない

Pontaでんきはオール電化プランを提供していません。オール電化住宅で契約してしまうと、大手電力のオール電化プランと比較して料金が大幅に高くなってしまうことが多いので、絶対にやめた方がいいです。

関連記事:オール電化の電気代が安い電力会社のランキング

auでんきとの違いをまとめると・・

Pontaでんきauでんき
電気代大手電力と同じ大手電力と同じ
ポイント還元月150ポイント
Pontaポイント還元
電気代の額に応じて
月8000円未満 0.5%
8千円以上   1.0%
Pontaポイント還元
専用アプリ「でんきアプリ」「でんきアプリ」
支払い方法口座振替
クレジットカード
口座振替
クレジットカード
サービス提供KDDI系KDDI系
初期費用無し無し
解約違約金無し無し

Pontaでんきとauでんきの大きな違いは、ポイント還元の部分です。毎月の電気代が18000円以上の場合はauでんきの方がお得、それ以下ではPontaでんきがお得です。