高い場合もあるオクトパスエナジーのメリット・デメリット | 料金シミュレーション

日本でも注目を集める外資系新電力のオクトパスエナジー。そのメリット・デメリットを解説します。

オクトパスエナジーとはどんな電力会社なのか

東京ガスと英国オクトパスエナジーの合弁会社

TGオクトパスエナジーは、東京ガスと英国の新電力会社であるオクトパスエナジーが一緒に日本で設立した会社です。ちなみに、東京ガスはオクトパスエナジー本体にも出資をしています。

オクトパスエナジーは英国で約5%のシェア、180万件に電力を供給しています。200種類を超える多彩な料金プランと、再生可能エネルギーの供給を特徴として伸びている会社です。

2021年末から関東で、22年から全国で展開

TGオクトパスエナジーはまずは親会社である東京ガスの本拠地である関東で早ければ2021年末から家庭向けに販売を開始し、22年度から全国展開しています。

オクトパスエナジーのメリット

地域や条件によっては電気代が「安い」

オクトパスエナジーの電気料金は、地域や使用条件によっては「安い」です。以下は世帯人数ごとの平均的な使用条件をもとに、2026年5月分の燃料費調整額を含めて各地域の大手電力会社の標準メニューと料金を比較した試算結果です。

エリア 1人世帯 2人世帯 3人世帯 4人世帯
北海道電力エリア -3109円 -8688円 -10983円 -13420円
東北電力エリア -1474円 -4443円 -5251円 -6111円
東京電力エリア -2154円 -6651円 -8190円 -9819円
中部電力エリア -1540円 -4012円 -4598円 -5220円
北陸電力エリア -2320円 -4281円 -4870円 -5495円
関西電力エリア +143円 -1048円 -1012円 -973円
中国電力エリア -767円 -2761円 -2885円 -3018円
四国電力エリア -1658円 -4910円 -5700円 -6544円
九州電力エリア -677円 -2818円 -3567円 -4365円

最大4000円分キャッシュバック

新電力比較サイトのリンクからオクトパスエナジーに申し込むと最大4000円の値引きがあります。初回請求時から4ヶ月にわたり、電気代が毎月1000円割引となり合計で最大4000円引きです。最新の実施状況などはリンク先でご確認ください。

解約違約金や初期費用が発生しない

オクトパスエナジーは解約違約金や初期費用の設定がありません。仮に短期間で解約しても解約金などは掛からないので、気軽に利用できると思います。

再生可能エネルギー比率の高い電力を供給する

オクトパスエナジーでは、脱炭素社会に対応した再生可能エネルギー比率の高い電力を供給します。主要な料金メニューであるグリーンオクトパスでは「実質再エネ100%」を達成しており、環境負荷が小さな電気を供給しています。

一般家庭から排出されるCO2の内、約4割が電力の消費に由来すると言われており、家庭のCO2排出量削減に貢献することが期待されます。

オクトパスエナジーのデメリット

地域や使用条件によっては電気代が高くなることも

オクトパスエナジーは料金が安いという口コミが多いですが、記事前半の料金シミュレーションでも示したとおり地域や使用条件によっては電気代が大手電力会社よりも高くなる場合があります。

特に燃料費調整の関係で関西、九州と中部電力エリアでも大手電力標準メニューより高くなるリスクがあります。

外資系はトラブルが多い

オクトパスエナジーは英国系の外資系新電力ですが、これまで日本で電力を販売してきた外資系の新電力はトラブルが多い傾向があります。

関係者が逮捕されたり、倒産や事業撤退するところが国内資本の新電力よりも多いです。オクトパスエナジーについても、記事の前半で指摘したように実際には電気代が高いにもかかわらず、電気代が「安い」と消費者が誤解してしまうような宣伝を行っていることや、代理店による訪問販売について問題点を指摘することが出来ます。

オクトパスエナジーについては私は1年間利用してみましたが、大きな問題は見受けられませんでした。

ちなみに訪問販売を行う場合、訪問販売であることを最初に告げないと特定商取引法違反になる可能性があります。このような訪問販売を受けた場合は国民生活センター(電話:188)に確認してください。