ドコモでんきのメリットデメリット全解説 | 前評判は?

2021年9月に突如発表された「ドコモでんき」 そのメリット・デメリットを全解説します!

ドコモでんきとは何か

2022年3月開始予定

ドコモでんきは2022年3月開始予定の電力供給サービスです。

auはauでんきを、ソフトバンクはソフトバンクでんきを2016年から提供していました。大手キャリアの中ではドコモだけが家庭向けの電力販売を行っていませんでしたが、これで大手4社が出揃う形となります。

なお、ドコモでんきはNTTドコモが契約を募集し、電力の供給は同じNTTグループの新電力であるNTTアノードエナジーが行います。

提供エリアは「全国」

ドコモでんきは全国展開を計画しています。

ただし、本土と送電線が接続していない「離島」は対象外、また沖縄県についても供給エリアに含まれるかは微妙なところです。

ドコモでんきのメリット

他社サービスと比較したドコモでんきのメリットを解説します。

選べる2つの料金メニュー

ドコモでんきでは2つの特徴ある料金メニューが提供されます。

一つは「ドコモでんき Basic」と呼ばれるプランで、dポイントと連携することでお得な電気料金を実現するとしています。

もう一つは「ドコモでんき Green」で、こちらは再生可能エネルギーを活用することで環境負荷を低減した電力の供給を行います。

現時点では料金単価などは公表されていませんが、料金としてはドコモでんきBasicの方が割安になるはずです。ドコモでんきGreenはおそらく大手電力の標準メニューと「同水準」となるでしょう。

ドコモでんきのデメリット

続いて、ドコモでんきのデメリットを紹介します。

電気代の安さには期待できない

ドコモでんきは現時点では料金単価が公表されていない段階ですが、「安さ」という点に関してはあまり期待できません。

先行して電力販売に参入しているauでんき、ソフトバンクでんきとも大手電力よりは安いものの、新電力としては割高な料金設定となっており、ドコモでんきについても同様の価格設定になることが予想されます。

大手通信キャリアの電力はauショップやソフトバンクショップといった店頭での販売が中心となっていますが、代理店(ショップの運営会社)に支払う手数料の水準を勘案すると、ウェブだけで申し込みが完結する最安水準の新電力よりも高コストとならざるを得ず、それが電気料金にも反映される可能性があります。

電気代をとことん節約したい人には、電気代だけで安くなる新電力を検討することを推奨します。

スマホとのセット割引には期待できない?

ドコモでんきのサービス開始を知らせるプレスリリースの中で、ドコモはドコモでんきとスマホとのセット割引について触れていません。ドコモでんきの顧客の多くはドコモのスマホ・携帯電話契約者になるでしょうから、セット割引を提供する予定があるのであれば、まずそこに触れるのが自然と言えます。

ですがセット割引には触れずに「dポイントなどとの連携」との表現に留まっています。

ドコモはdポイントをドコモユーザー以外にも利用を拡げる戦略を取っており、可能性としては携帯電話利用者以外にもドコモでんきを販売することで、dポイントなどドコモの通信以外のサービスの導入促進、あるいは利用継続してもらうための手段としてドコモでんきを位置づけているのではないかと分析しています。

ガス自由化への参入予定は無し ドコモガスの実現はまだ先

ドコモは現時点においてガス自由化への参入を表明していません。

auはガス自由化に参入した大手電力数社と提携し、「●●ガス for au」というガス料金プランを提供しています。auでんきとセット契約にすることで、ガス代が割安になるセット割引も導入しています。

ドコモでんきにはそのようなガス料金とのセットプランは現時点では導入されていません。