四国電力スマイルAPプランは損！メリット・デメリットを解説します【Amazonプライムプラン】

四国電力が提供している「スマイルAPプラン」は損です。そう断言できる理由を中心に、本プランのメリット・デメリットを解説します。

スマイルAPプランとは

スマイルAPプランは、Amazonプライムの利用権が付いた電気料金プランです。契約すると1年分のAmazonプライムギフトコードが四電から送られてくるので、そのコードをAmazonのサイトに入力することで、プライムを1年間利用できます。

既にプライムを利用している人は、コードを入力することで残り期間が1年延長されます。本プランを契約している間は、1年毎にプライムギフトコードが送られてくるので2年目以降もプライムを無料で利用できます。

スマイルAPプランは、四国電力の通常の料金プラン（従量電灯A）を契約して別途Amazonプライム会員の年会費（4900円）を支払った場合と比較して、トータルの支払額がわずかに安くなります。

例えば一人暮らしの平均使用量（月170kWh）で試算した場合は年間で700円、3人世帯の平均使用量（月391kWh)では3100円、トータルでスマイルAPプランの方がお得です。

プライム会員の会費が含まれている分、電気代自体は四国電力の標準メニュー（従量電灯A）より多くの場合割高です。

四国電力の通常のプランと比べて若干のディスカウントが効いているものの、割安な料金プランの新電力と比較すると大幅に割高です。世帯人数ごとの平均使用量での試算を紹介します。

例えば一人暮らし世帯の平均使用量（月170kWh）で試算すると以下のようになります。

社名・プラン	電気代（年）	プライム年会費	合計
四国電力従量電灯A	47772円	4900円	52672円
四国電力スマイルAP	51972円	0円	51972円
シン・エナジーきほんプラン	45252円	4900円	50152円

最安水準の新電力と比較すると、スマイルAPプランの方がトータルで見ても年間1800円高いです。

四国エリアの一人暮らし世帯ではシン・エナジーの「きほんプラン」が最安水準なのでおすすめです。解約金の無いプランです。

2人世帯の平均使用量（月348kWh）での試算を紹介します。

社名・プラン	電気代（年）	プライム年会費	合計
四国電力従量電灯A	107448円	4900円	112348円
四国電力スマイルAP	110376円	0円	110376円
ジャパン電力くらしプラン	99636円	4900円	104536円

最安水準の新電力と比較すると、年間で5800円も割高です。

四国エリアの2人暮らし世帯ではジャパン電力の「くらしプラン」が最安水準なのでおすすめです。個人名義での契約の場合、解約違約金もありません。

続いて3人世帯の平均使用量（月391kWh）での試算です。

社名・プラン	電気代（年）	プライム年会費	合計
四国電力従量電灯A	123180円	4900円	128080円
四国電力スマイルAP	124980円	0円	124980円
ジャパン電力くらしプラン	111768円	4900円	116668円

最安水準の新電力と比較すると、年間で8300円割高です。

四国エリアの3人暮らし世帯ではジャパン電力の「くらしプラン」が最安水準なのでおすすめです。個人名義での契約の場合、解約違約金もありません。

続いて4人世帯の平均使用量（月437kWh）での試算です。

社名・プラン	電気代（年）	プライム年会費	合計
四国電力従量電灯A	140016円	4900円	144916円
四国電力スマイルAP	140604円	0円	140604円
ジャパン電力くらしプラン	124296円	4900円	129196円